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街の一覧

動画は公開説明をもとに集めています。全編の内容は未確認で、街の会話や音楽が環境音として入る場合があります。

ラユーン

1本の街歩き動画

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ラユーンを知る

ラユーンは、サギア・エルハムラの川筋と台地に広がる西サハラの町です。西サハラは国連が1963年から非自治地域として扱う係争地域で、ラユーンには国連ミッションMINURSOの本部があります。近代市街はスペインの拠点から拡大し、広場や大聖堂が町並みに残ります。海辺のエル・マルサの港と市街は離れており、港の荷役や給水の設備、手工芸、技術を学ぶ学校などが地域の暮らしに関わっています。

西サハラの中でのラユーンの位置

● ラユーン

街の代表地点 · 国の主な陸地

川と市街地の成り立ち

サギア・エルハムラの川筋と台地

2010年の参照写真に基づくサギア・エルハムラの水面と砂丘の部分景

ラユーンは、西サハラ北部のサギア・エルハムラの川筋に近い町です。川がつくる谷と、その上の乾いた台地に市街が広がっています。2002年の都市研究は、左岸の斜面にあった市街が台地へ上がり、広い道路や公共建築、住宅地区を増やしていったと記しています。西側には砂丘があり、大西洋の海岸は中心市街から離れています。川筋には水のある場所と泥や岩の岸が現れ、台地の街路とは異なる低地の景観があります。

Mohamed Oudada / Méditerranée · Bertramz / Wikimedia Commons

Bertramz / Wikimedia Commons(写真を参考に一部省略) · CC BY-SA 3.0

スペインの拠点から拡大した市街

2010年の参照写真に基づくメシュアール広場の日除けと低い台座の部分景

ラユーンの近代市街は、スペインの拠点として成長しました。2002年の研究は、1960年の航空写真では川の斜面に約50棟が集まる町だったと記し、1975年以降の急速な拡大を説明しています。遊牧を営んでいたサハラウィの人々が定住して店を開く一方、行政や企業の仕事に移り住む人々もいました。広いメシュアール広場は、その後の都市空間の一つで、日除けの下に人が集まる場所として紹介されています。

Mohamed Oudada / Méditerranée · Office National Marocain du Tourisme · Bertramz / Wikimedia Commons

Bertramz / Wikimedia Commons(写真を参考に一部省略) · CC BY-SA 3.0

建築と手工芸

街路に残るスペイン大聖堂

2011年の参照写真に基づく大聖堂のアーチ正面と鐘塔の部分景

ラユーンには、サン・フランシスコ・デ・アシス大聖堂と呼ばれる教会があります。モロッコの観光案内でも「スペイン大聖堂」として町の建築に挙げられています。桃色の壁に大きなアーチ形の正面を設け、白い格子の面と、細長い開口を持つ塔を組み合わせた建物です。街路を隔てた公園からは、木立の上に丸い屋根と塔が見えます。スペイン統治期の町の歴史と結びつく、ラユーンの特徴的な建築の一つです。

Office National Marocain du Tourisme · Bjørn Christian Tørrissen / Wikimedia Commons

Bjørn Christian Tørrissen / Wikimedia Commons(写真を参考に一部省略) · CC BY-SA 3.0

革や織物の技術を教える場所

革の小片と糸、裁縫道具で手工芸の学びを表す概念画

ラユーンの手工芸には、革を加工する仕事や宝飾、織物などがあります。2010年の地域統計資料は、市内に1981年に手工芸複合施設が建てられたことを記しています。施設には職人の店に加え、靴づくり、革製品、敷物、宝飾を学ぶ作業場や展示室が設けられました。同じ資料には、裁縫や刺繍、じゅうたん織り、編み物の訓練も挙げられています。

Haut-Commissariat au Plan, Direction régionale de Laâyoune

港と水の設備

エル・マルサの港と荷役

無地の貨物箱と吊り具、短い配管で港の荷役を表す概念画

ラユーンの名を持つ港は、中心市街から離れた海辺のエル・マルサにあります。荷役を担うマルサ・マロックは、鉱石、砂、石油、大きく重い貨物などを取り扱うと説明しています。岸壁では、ばら積み貨物を動かす設備やクレーン、フォークリフトが使われ、石油を降ろす配管も設けられています。船を岸へ導く水先案内や、タグボートによる曳航も港の業務です。船から貨物を降ろし、陸上の運送へつなぐ仕事が行われています。

Marsa Maroc · Haut-Commissariat au Plan, Direction régionale de Laâyoune

海水を淡水へ変える設備

膜の筒と水管、透明な水の器で海水淡水化を表す概念画

乾燥したラユーンでは、地下水に加え、海水を淡水に変える設備が水道を支えています。ONEEは2022年10月13日、新しい淡水化施設から最初の水を供給したと発表しました。ラユーンと近隣のエル・マルサ、フーム・エル・ウエドなどへの給水を強化する事業です。海水に圧力をかけて膜を通す逆浸透法を使い、沿岸の井戸、貯水槽、ポンプ、遠隔管理の仕組みも整えました。取水から処理、送水まで複数の設備を組み合わせています。

Office National de l’Électricité et de l’Eau Potable

技術教育と研究

技術を学ぶラユーンの学校

簡略な回路基板と工具、無地の教材で技術教育を表す概念画

イブン・ゾフル大学のラユーン高等技術学校は、2014年に設けられた公立の高等教育施設です。所在地は3月25日地区とされ、情報工学、経営、販売・コミュニケーションなどの分野を学びます。大学の案内には、講義室や演習室のほか、実習室、資料室、整備の作業場などが挙げられています。在学生の教育に加え、企業などで働いている人に向けた研修や技術相談も役割です。

Université Ibn Zohr

乾燥地の農業と協同組合の研修

小さな栽培容器と苗、試料の器で乾燥地農業の研究を表す概念画

ラユーン地域のUM6Pの研究拠点ASARIでは、乾燥地の農業に関わる研究と研修が行われています。大学の報告によると、2024年にはフォスブークラー財団と協力し、地域の協同組合に向けた1か月の研修を実施しました。内容は家畜の飼料、塩分のある環境に対応する農業、ラクダに関わる産業、香りや薬用成分を持つ植物の活用などです。講義と実演を組み合わせ、農業や食品をつくる人々が技術を学ぶ機会が設けられました。

Université Mohammed VI Polytechnique

この街の基本情報

街・地域の人口
262,791人
ラユーン・2024年時点。Wikidataの地域全体の掲載値。
Wikidata
位置
サハラ砂漠西部
Wikipedia

季節と気温の目安

月平均気温は、最も暖かい8月が約25℃、最も涼しい1月が約16℃です。

10月の気温の目安

平均最高気温
約29℃
平均最低気温
約18℃
平均気温
約23℃

1991〜2020年の30年間の月別平均。代表地点周辺の格子データによる推定で、現地の観測所の実測値や現在の気温ではありません。

NASA POWER
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月平均最高平均最低平均
1月約22℃約11℃約16℃
2月約24℃約12℃約17℃
3月約26℃約13℃約18℃
4月約26℃約14℃約20℃
5月約28℃約16℃約21℃
6月約30℃約18℃約23℃
7月約32℃約19℃約24℃
8月約33℃約20℃約25℃
9月約31℃約19℃約24℃
10月約29℃約18℃約23℃
11月約26℃約15℃約20℃
12月約23℃約12℃約17℃
出典・人口の範囲について

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