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街の一覧

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ティンプー

1本の街歩き動画

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ティンプーを知る

ティンプーは、ブータン西部のワン・チュ川沿いに広がる首都です。川岸の稲作集落は、20世紀半ばから道路や学校、行政施設が整う都市へ変わりました。国民議会や市の仕事が集まる一方、市場には村や森から食材が届きます。織物の教育と保存に取り組むアカデミー、伝統工芸を教える学院、若い美術家の活動もあり、手を動かす技術が都市の仕事と文化につながっています。北から南へ延びる谷の中で、行政、商い、昔からの技能と新しい表現が隣り合っています。

ブータンの中では
ブータンの中でのティンプーの位置

● ティンプー

街の代表地点 · 国の主な陸地

谷の集落から、近代の首都へ

ワン・チュ川に沿って、南北に続く街

川沿いの耕地と集落、両側の斜面で表すティンプーの谷の概念画。正確な地図や現在の市街の全景ではありません

ティンプーはブータン西部の内陸、ワン・チュ川沿いの谷にあります。市域は北のデチェンチョリンから南のバベサへ延び、川岸の平地と斜面に地区が広がっています。もとは稲作の集落があった場所に、都市の住宅や公共施設が増えてきました。川を挟む谷の地形は、街が細長く育ち、周囲の集落を取り込んできた過程にも関わっています。

Thimphu Thromde(ティンプー市) · Thimphu Thromde

道路と商店がつくった、近代の首都

20世紀半ばの谷の集落をイメージした想像図。特定の当時の住宅やノルジン・ラムの復元ではありません

1950〜60年代、ティンプーは近代国家の首都として整備されていきました。1962年にはプンツォリンからの自動車道路がつながり、道路、学校、病院などの建設が進みます。1968年にはタシチョ・ゾンの周囲にあった仮設の店が新しい商業地区へ移され、後のノルジン・ラムの街並みが育ちました。田畑の中の集落が、行政と商業の都市へ変わっていく時期です。

Thimphu Thromde

行政の場と、食材が集まる市場

川の両側に集まる、国と市の仕事

書類、ノートと鉛筆で表す行政の仕事の概念画。実際の議会文書や庁舎内部ではありません

ワン・チュ川の左岸、ランジョパカには国民議会があり、対岸にタシチョ・ゾンが位置します。2008年の憲法の下で成立した二院制議会は、国王とともに国の立法を担います。一方、市の仕事は道路や公共施設、暮らしのための行政サービスを支えることです。首都の川沿いには、全国に関わる政治の場と、市民の日常を支える自治の仕事が集まっています。

ブータン国民議会 · Thimphu Thromde(ティンプー市)

農産物市場でつながる、都市と村

野菜、唐辛子と乾燥キノコを並べた市場の概念画。特定店舗の品ぞろえやキノコの種を再現していません

市史によると、センテナリー・ファーマーズ・マーケットは2008年に開かれ、野菜の売り手と買い手が集まる場所になりました。観光局は、ティンプーの市場をキノコを買える場所としても紹介しています。周囲の村や森で得た食材が、都市の家庭や飲食店へ届く流通の接点です。行政機関や商店が並ぶ首都にも、農業や採集の仕事とのつながりが残っています。

Thimphu Thromde · ブータン観光局 Bhutan Travel

布と木から、技を受け継ぐ

織物を学び、保存し、仕事につなげる

糸巻き、杼と簡単な縞の布で表す織物教育の概念画。王室の布や固有の地域文様の複製ではありません

チュバチュのロイヤル・テキスタイル・アカデミーは、織物の保存と教育に取り組んでいます。研修では手織りだけでなく、天然染色、配色、模様の配置、事業づくりも学びます。博物館では布を収集・展示し、傷みやすい古い織物の修復も行います。地方の織り手から作品を買い取り、ミュージアムショップで販売する活動もあり、首都が技術と市場を結ぶ役割を果たしています。

Royal Textile Academy of Bhutan · Royal Textile Academy of Bhutan

伝統の手仕事を学ぶ、ゾリグ・チュスム

木材、彫刻刀と木の器で表す手仕事の概念画。特定の学院作品や宗教的収蔵品ではありません

ティンプーの北側にある国立ゾリグ・チュスム学院は、1971年に設立され、若い人々にブータンの伝統工芸を教えています。ゾリグ・チュスムは十三の技芸を指し、絵画、木工、石工、彫刻、製紙、織物などを含みます。家や家具に使う木の加工と、宗教的な造形に関わる技術も、この体系の中にあります。学院では、学ぶ人が実際に手を動かして技能を受け継いでいます。

ブータン観光局 Bhutan Travel

弓術と、現代の表現活動

弓術に重なる、競技と集まりの文化

竹の弓と矢で表す伝統弓術の概念画。特定選手の道具や現代競技用の弓の再現ではありません

弓術はブータンの国技で、伝統的な弓には硬く乾燥させた竹が使われます。チームで的を狙い、命中すると歌や踊りで喜びを表すなど、競技と人の集まりが結びついています。ティンプーの生活文化を紹介する施設「シンプリー・ブータン」でも、弓術が取り上げられています。国全体に伝わる遊びや競技の文化に、首都でも触れられる場があります。

ブータン観光局 Bhutan Travel · ブータン観光局 Bhutan Travel

若い表現を支える、現代美術の活動

絵具、筆と白紙で表す現代美術教育の概念画。VASTの実在作品を複製していません

ティンプーのVASTは、専門の美術家たちが、若者の創造力を育て、社会に関わる機会をつくるために始めた活動です。教室、ワークショップ、展覧会、対話や合宿などを行っています。タラヤナ・センターのアラヤ・ギャラリーも、市内で作品に出会える場所の一つです。伝統工芸を学ぶ施設に加え、新しい絵画や表現を試す場も、首都の文化をつくっています。

ブータン観光局 Bhutan Travel

この街の基本情報

国・地域の公用語
ゾンカ語
Wikidata
街・地域の人口
114,551人
ティンプー・2017年時点。Wikidataの掲載値。
Wikidata
国・地域の人口
796,682人
ブータン・2025年。市や地区の人口とは別の数値です。
世界銀行

季節と気温の目安

平均気温は、最も暖かい7月が約13℃、最も涼しい1月が約-2℃。降水量は7月が約232mm、12月が約2mmで、雨の量にも季節差があります。

10月の気温の目安

平均最高気温
約13℃
平均最低気温
約3℃
平均気温
約7℃

1991〜2020年の30年間の月別平均。代表地点周辺の格子データによる推定で、街の観測所の実測値や現在の気温ではありません。標高や地区によって差があります。

NASA POWER
月ごとの気温を見る
月平均最高平均最低平均
1月約6℃約-7℃約-2℃
2月約7℃約-6℃約-1℃
3月約10℃約-3℃約2℃
4月約13℃約0℃約5℃
5月約15℃約4℃約9℃
6月約17℃約8℃約12℃
7月約17℃約9℃約13℃
8月約17℃約9℃約12℃
9月約15℃約7℃約11℃
10月約13℃約3℃約7℃
11月約10℃約-1℃約3℃
12月約7℃約-5℃約0℃

この地域の食べもの

ブータンの食文化から、料理や菓子を紹介します。

エマ・ダツィの水彩イラスト

エマ・ダツィ

唐辛子とチーズを煮た料理。ブータンの食卓で親しまれています。

Wikipedia:Ema datshi

この街の出身者

ソナム・テンジン

サッカー選手。

ティンプー生まれ。Wikidataの出生地記録。

Wikidata

Kunzang Choden

射撃選手。

ティンプー生まれ。Wikidataの出生地記録。

Wikidata
出典・人口の範囲について

街の代表地点で分類しています。動画は公開説明から集めた候補で、全編の内容は未確認です。

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