市街の前に広がる潟と砂の島

ファロの市街はリア・フォルモザという潟に面し、その先の砂の島々が外海と潟を隔てています。水路と湿地、小島が組み合わさる水辺は自然公園に指定され、渡り鳥の生息地にもなっています。旧市街近くのマヌエル・ビヴァール庭園は、小型船の港と潟に向く街の広場です。ポルタ・ノヴァの船着場からは島へ向かう船が発着し、市街の店や住まいがある岸辺と、砂浜のある島々との間を水上の交通が結んでいます。

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ファロはポルトガル南部アルガルヴェの街で、市街の前にはリア・フォルモザの潟と砂の島々が広がります。城壁内のヴィラ・アデントロには古い門や大聖堂、修道院を使う博物館が集まり、城壁の外では商店街や市場が暮らしの用事を受け持ちます。地震や戦争を経て建て直された建物には、中世の石造部分と近代の外観が重なります。大学周辺では、海洋生物や漁業、養殖を研究する仕事が行われ、潟の実験施設と研究室を結んでいます。
● ファロ
街の代表地点 · 国の主な陸地
ファロの市街はリア・フォルモザという潟に面し、その先の砂の島々が外海と潟を隔てています。水路と湿地、小島が組み合わさる水辺は自然公園に指定され、渡り鳥の生息地にもなっています。旧市街近くのマヌエル・ビヴァール庭園は、小型船の港と潟に向く街の広場です。ポルタ・ノヴァの船着場からは島へ向かう船が発着し、市街の店や住まいがある岸辺と、砂浜のある島々との間を水上の交通が結んでいます。

ヴィラ・アデントロと呼ばれる旧市街は、かつて城壁に囲まれていた核の部分です。イスラム時代の防御施設に加え、17世紀には海に向く第二の壁が築かれました。1755年の地震と軍事的役割の低下を経て、壁は新しい建物へ取り込まれ、現在は一部が見える形で残ります。城壁外では貴族や商人層による住宅や邸宅の再建が進み、ファロは1756年からアルガルヴェの行政の中心となりました。

アルコ・ダ・ヴィラは、中世の門の上につくられた新古典主義の入口です。司教フランシスコ・ゴメス・デ・アヴェラールが建設を命じ、イタリア人建築家フランシスコ・シャヴィエル・ファブリが設計し、1812年に完成しました。通路の内部には、イスラム時代の城壁に属した古い入口が残ります。海から到着した人が街へ入った門を後世の建築が包み、マヌエル・ビヴァール庭園側から城壁内の路地へ人を導いています。

セー広場の大聖堂には、13〜14世紀の建築に由来する鐘塔や礼拝堂の一部が残ります。1596年にイングランド軍による略奪と火災を受け、祭壇や木の天井が失われました。その後、17世紀に内部がマニエリスム様式で再建され、金箔を使った木彫やタイル装飾、18世紀初めのオルガンなどが加わります。1722年と1755年の地震後にも工事が行われ、古い石造部分と後世の内部装飾が重なる教会となっています。
Rui Morais de Sousa / Turismo do Algarve(写真を参考に一部省略) · 写真の自由利用ライセンス未確認

市立博物館は、16世紀のノッサ・セニョーラ・ダ・アスンサォン修道院に置かれています。収蔵品は以前に市庁舎や別の修道院教会で保管され、1971年に現在の建物へ移りました。先史時代からローマ時代、中世までの考古資料があり、古代のオッソノバに関わる碑文や、2〜3世紀のモザイクも含まれます。シルヴェスの防御施設に由来する碑文など、ファロの街だけでなくアルガルヴェ各地の歴史を伝える資料も集めています。

市営市場は、魚介、肉と加工肉、果物と野菜、パンと菓子などの売場を持つ日々の買物の場です。運営会社アンビファロの案内では、食事やカフェ、専門店に加え、公共サービスの窓口も同じ市場の施設に入っています。魚介の売場には鮮魚店と貝類を扱う事業者が並び、食材を選ぶ仕事が集まります。地下には駐車場や移動に関する窓口もあり、食品の売買と、街で暮らす人の用事が重なる施設になっています。
Ambifaro市営施設運営 · Ambifaro · Ambifaro · Ambifaro · Ambifaro

城壁の外側にあるサント・アントニオ通りは、ポルトガル式の石畳が敷かれた歩行者の商店街です。店や飲食店が集まり、港を望むマヌエル・ビヴァール庭園から続く市街の商業地区を形づくっています。19世紀にはこの周辺にユダヤ人共同体が成立し、その歴史はユダヤ人墓地の歴史施設などに残ります。城壁内の聖堂や古い門が集まる地区に対し、城壁外では店の仕事と住宅が街路に沿って広がってきました。

海洋科学研究センターCCMARは、アルガルヴェ大学のガンベラス・キャンパスを主な拠点としています。海洋生物学、生態学、海洋学、漁業や養殖などを横断する研究を行い、学生も研究室や研究グループで学びます。リア・フォルモザのラマリェテ海洋実験施設には、生物を管理された環境で飼育する水槽と、採取試料を扱う実験室があります。市内の学びの場と潟の現場を結ぶ仕事です。
平均気温は、最も暖かい8月が約24℃、最も涼しい1月が約13℃。降水量は12月が約85mm、7月が約1mmで、雨の量にも季節差があります。
1991〜2020年の30年間の月別平均。代表地点周辺の格子データによる推定で、街の観測所の実測値や現在の気温ではありません。標高や地区によって差があります。
NASA POWER| 月 | 平均最高 | 平均最低 | 平均 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 約15℃ | 約11℃ | 約13℃ |
| 2月 | 約16℃ | 約11℃ | 約13℃ |
| 3月 | 約17℃ | 約12℃ | 約14℃ |
| 4月 | 約19℃ | 約13℃ | 約16℃ |
| 5月 | 約22℃ | 約15℃ | 約18℃ |
| 6月 | 約25℃ | 約18℃ | 約21℃ |
| 7月 | 約28℃ | 約19℃ | 約23℃ |
| 8月 | 約28℃ | 約20℃ | 約24℃ |
| 9月 | 約25℃ | 約19℃ | 約22℃ |
| 10月 | 約22℃ | 約17℃ | 約19℃ |
| 11月 | 約19℃ | 約14℃ | 約16℃ |
| 12月 | 約16℃ | 約12℃ | 約14℃ |
ポルトガルの食文化から、料理や菓子を紹介します。

政治家・軍人。
ファロ生まれ。Wikidataの出生地記録。
Wikidata政治家・著作家。
ファロ生まれ。Wikidataの出生地記録。
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