市街の先に広がるサド川の河口

セトゥーバルは、サド川が海へ出る広い河口に面した町です。川沿いの低地には、潮の満ち引きで水路が現れる塩性湿地があり、砂丘や浜辺も続きます。1980年に設けられたサド河口自然保護区は、セトゥーバルだけでなく、パルメラ、アルカセル・ド・サル、グランドラにもまたがります。対岸のトロイア半島は市街とは別の場所です。河口の魚や塩、船を着けやすい水域は、両岸に人々が住み、働くための資源となってきました。

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セトゥーバルは、サド川の河口と海に面する港町です。丘のサンタ・マリアから低地へ広がった旧市街には、修道院を使う市立博物館があり、川岸の埋め立てで生まれたルイーザ・トーディ大通りの近くには魚市場があります。魚の塩蔵、缶詰製造、工業製品の積み出しは、それぞれ異なる時代の港の仕事です。旧缶詰工場では作業の道具や働いた人の記憶を集め、写真資料室では20世紀の町の姿を保存しています。河口の自然を背景に、養殖技術の教育も行われています。
● セトゥーバル
街の代表地点 · 国の主な陸地
セトゥーバルは、サド川が海へ出る広い河口に面した町です。川沿いの低地には、潮の満ち引きで水路が現れる塩性湿地があり、砂丘や浜辺も続きます。1980年に設けられたサド河口自然保護区は、セトゥーバルだけでなく、パルメラ、アルカセル・ド・サル、グランドラにもまたがります。対岸のトロイア半島は市街とは別の場所です。河口の魚や塩、船を着けやすい水域は、両岸に人々が住み、働くための資源となってきました。

1923年12月18日、港と河口、サド川の工事を担う自治委員会が設けられました。セトゥーバル港は、魚を扱う港の歴史に加え、地域の工業製品を船へ積み出す物流の拠点でもあります。港湾管理者の2023年の報告では、コンテナ貨物と、車両などを自走で積み下ろしするロールオン・ロールオフ貨物が紹介されています。周辺工場の生産と結びつき、原材料を受け入れ、完成品を外へ運ぶ仕事です。

ローマ期のケトブリガでは、魚の塩蔵に結びつく市街と生産拠点がサド川の両岸に広がり、対岸のトロイアもその一部でした。中世のセトゥーバルはサンタ・マリアの丘から、現在のトロイノ地区へ続く低地へと拡大し、1249年には町の権利を定める文書を受けました。1755年の地震では、特に低い地区の建物が大きな被害を受けます。19世紀には川岸の埋め立てが進み、ルイーザ・トーディ大通りが生まれました。町の中心には異なる時期の土地の造り替えがあります。

イエス修道院は、修道女を迎えるため、ジュスタ・ロドリゲス・ペレイラの発意で1490年に建設が始まりました。建築はディオゴ・ボイタカに帰され、マヌエル1世の時代には教会や修道院が改められています。1961年には市立博物館として開館し、修道院由来の宗教画、市の収集品、考古資料や古文書を収めるようになりました。長く続いた修復では北側と東側の翼も整備され、第三期工事が終わった2024年11月30日に博物館の全面再開が行われました。

リヴラメント市場では、魚、果物、野菜などが売られています。最初の市場は1876年に建てられ、手狭になったため、同じ場所に現在の建物が造られて1930年の夏に開きました。新市場の開場から数か月後には、精肉店の一画に電気冷蔵庫が導入されています。建物の内外は21世紀に改修され、2012年に再開しました。市の教育プログラムには、魚の競り場から市場までをたどり、漁船や漁具、水産物の販売を見るコースもあります。
União das Freguesias de Setúbal · Câmara Municipal de Setúbal

ミシェル・ジャコメッティ労働博物館は、旧ペリエネス缶詰工場を使っています。缶詰産業の機械や作業工程を工場の場所で紹介し、魚が競り場から缶へ移るまでの生産を扱います。博物館の出発点には、1975年に学生たちがジャコメッティの指導で集めた農具や日常の道具があり、1987年に博物館が設けられました。展示は農村の仕事や商店での売買にも及び、記憶センターでは口述や人生の記録も集めています。機械と働いた人の語りの両方が保存の対象です。

サン・ドミンゴス地区のエドモン・バルティソル通り12番地には、詩人ボカージュの記念館があります。生誕地と伝えられるこの家は、市へ寄贈され、詩人の生涯と作品を扱う展示や資料室に使われています。同じ建物には写真家アメリコ・リベイロの写真資料も収められ、20世紀のセトゥーバルの変化を伝えます。上階ではカメラや撮影所の機材も扱われています。詩や研究文献を読む仕事と、町を撮った画像を残す仕事が一つの建物にあります。

セトゥーバル工科大学の養殖工学・管理の修士課程では、水生生物を育てる技術を教えています。2025年度の授業には、植物プランクトン、ワムシ、アルテミアなど、稚魚の餌となる生物の培養が含まれます。海水、汽水、淡水の飼育方式を学び、小規模な実習で生育や水質を観察し、得られた結果を整理します。海藻の生産や、複数の生物を組み合わせる養殖も扱う内容です。エステファニーリャのキャンパスでは、海の生産を支える技術教育が行われています。
平均気温は、最も暖かい8月が約24℃、最も涼しい1月が約10℃。降水量は11月が約85mm、7月が約3mmで、雨の量にも季節差があります。
1991〜2020年の30年間の月別平均。代表地点周辺の格子データによる推定で、街の観測所の実測値や現在の気温ではありません。標高や地区によって差があります。
NASA POWER| 月 | 平均最高 | 平均最低 | 平均 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 約15℃ | 約7℃ | 約10℃ |
| 2月 | 約16℃ | 約7℃ | 約11℃ |
| 3月 | 約19℃ | 約9℃ | 約13℃ |
| 4月 | 約21℃ | 約10℃ | 約15℃ |
| 5月 | 約24℃ | 約13℃ | 約18℃ |
| 6月 | 約28℃ | 約15℃ | 約21℃ |
| 7月 | 約31℃ | 約17℃ | 約23℃ |
| 8月 | 約31℃ | 約17℃ | 約24℃ |
| 9月 | 約28℃ | 約16℃ | 約22℃ |
| 10月 | 約24℃ | 約14℃ | 約18℃ |
| 11月 | 約19℃ | 約10℃ | 約14℃ |
| 12月 | 約16℃ | 約8℃ | 約11℃ |
ポルトガルの食文化から、料理や菓子を紹介します。

サッカー選手。
セトゥーバル生まれ。Wikidataの出生地記録。
Wikidataポルトガルのサッカー選手
セトゥーバル生まれ。Wikidataの出生地記録。
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